そもそも投資信託って?投資信託のしくみ
投資信託は、お客さまからお預かりしたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が各商品の運用方針に応じて様々な資産に投資する金融商品です。

投資信託は、お客さまからお預かりしたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が各商品の運用方針に応じて様々な資産に投資する金融商品です。
1万円から投資できます。積立なら5,000円から投資をはじめられます。
投資の専門家がお客さまに代わって運用を行います。
複数の投資対象に分散投資することで、ファンド全体のリスクの抑制を図ります。
投資対象や投資地域など、お客さまのご意向や投資目的に合わせて選ぶことができます。
積立なら少額からでも投資することができます。また、専門家が運用してくれるので、投資経験がない方でもはじめることができます!
資産運用におけるリスクとは「危険」という意味ではなく、「結果が不確実であること」を意味し、予想される収益や損失(リターン)の振れ幅、変動のことを指します。リスクとリターンは正の相関関係にあり、収益が大きいほど、その収益の振れ幅が大きくなるという傾向があります。このため、一般に、大きなリスクをとれば、損失が大きくなるおそれもありますが、高い収益を期待することができます。
リスクのイメージ
投資信託のリスクやリターンの大きさは様々であり、その投資信託が何を投資対象としているかによって異なります。
投資信託のリスクについて確認してみましょう。
投資信託に組入れられている株式や債券などの価格が変動するリスクがあります。一般的に、国内外の政治・経済情勢、企業の業績、景気動向等の影響を受けます。
株式や債券などを発行している企業などが財政難や経営不振等により、元本の払戻しや利息の支払いができなくなるリスクがあります。
市場金利の上昇・低下により、債券の価格が変動するリスクがあります。一般的には、金利が上がると債券の価格は下落し、金利が下がると債券の価格は上昇します。
為替レートの変動により、円換算の価値が変動するリスクがあります。外国通貨建ての資産に投資する場合、一般的には、円高になると基準価額に対してマイナス要因になり、円安になると基準価額に対してプラス要因になる影響があります。為替ヘッジつきの投資信託は、為替リスクによる影響を抑えます。
市場規模や取引量が少ない場合に、流動性が低く、不利な価格の取引となるリスクがあります。一般的には、先進国よりも新興国の方が流動性が低い傾向にあります。
海外の資産に投資する場合、政治情勢や経済状況などがその国の金融市場に影響するリスクがあります。
投資信託を選ぶ際には、目論見書で投資対象を確認し、主なリスクについて確認しておきましょう。
定期的に定額を購入すると、基準価額が高いときは口数を少なく、基準価額が低いときは口数を多く購入することになり、長い目でみると、平均の購入単価が平準化されます。定期的に購入し、時間を分散させることによって、投資タイミングによる影響を受けにくく、1回にまとめて購入するよりも平均購入単価を平準化し、安定させることが期待できます。
※値動きの状況によっては、積立の効果が出ない場合もあります。
1回の投資は少額でも、定期的に継続して購入しましょう。
【積立投資】毎月10,000円購入した場合
【一括投資】一度に50,000円購入した場合
投資対象が1 つの資産・国や地域では、購入する時期によって高いリターンを期待できる一方、相場が下落した場合には、下落幅も大きく、リターンの変動幅が大きくなっています。値動きの異なる複数の資産に分散して投資すると、1つの資産の値下りを他の資産の値上りでカバーできる場合もあり、全体としてリスクを抑える効果が期待できます。
1つの資産・地域に投資するのではなく、複数の資産・地域に分けて投資し、リスクを抑えましょう
金融市場の動向を予測することは難しく、また、資産価格は大きく変動することもありますが、一般的に、運用期間が長くなるほど、短期間の運用に比べて、リターンの振れ幅が小さくなる傾向があります。分散投資しながら、長く保有することで、リターンが平準化され、安定した運用成果が期待できます。
時間をかけて、じっくり資産を育てていきましょう。
金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」をもとに労働金庫連合会作成
資産運用では、一般的に高いリターンを期待するためには、リスク(リターンの変動幅)が大きくなり、リスクを低く抑えるとリターンも低くなります。
保有する資産を「コア(中核)部分」と「サテライト(衛星)部分」に分けて、バランスよく組み合わせて運用する「コア・サテライト戦略」は、資産全体の運用効率を引き上げることを目指す運用手法です。安定性を重視する「コア」をベースとして、必要に応じて、収益性を重視する「サテライト」をプラスして、「コア」と「サテライト」をバランスよく組み合わせることにより、資産全体としてのリスクを抑えながら、比較的高いリターンの確保を目指しませんか。
コア・サテライト戦略
ご自身の目的やリスク許容度にあったファンドを選びましょう。
ろうきんでは、お客様の投資の目的に応じた区分を5段階に設定しています。
投資目的によって、リスク許容度が変わり、選ぶファンドも異なります。
投資信託のリスクやリターンの大きさは様々であり、その投資信託が何を投資対象としているかによって異なります。
一般的な長期の傾向として、地域は、国内 → 先進国 → 新興国の順に、資産は、債券 → 株式 → REITの順にリスクとリターンが高くなっていますが、ファンドによって異なる場合があります。
投資対象によって値動きが異なるため、一つの地域・資産に投資するよりも複数の地域・資産に分散投資することにより、リスクを抑えることが期待できます。
ファンドの運用状況・コスト(購入時手数料・信託報酬)・純資産総額をポイントとして、ファンドを選びましょう。
ろうきんのWebサイトの「ファンド情報」や運用会社のWebサイトから各種情報を確認することができます。
※ファンドの目的・特色・リスク等については、「投資信託説明書(交付目論見書)」を確認しましょう。
ご自身の目的やリスク許容度にあったファンドを選びましょう。
・投資信託は、主に国内外の株式や公社債等の値動きのある証券を投資対象とし、投資元本が保証されていないため、当該資産の市場における取引価格の変動や為替の変動等により、基準価額は変動し、投資元本を下回ることがあります。よって、元本および収益金は保証されておりません。
・投資信託は、申込時に「購入時手数料」、換金時に「信託財産留保額」および「換金手数料」、運用期間中は「信託報酬」および「その他の費用(監査報酬等)」などがかかります。ただし、これら費用は各ファンドにより異なりますので、料率、上限額等を表示することができません。必ず、各ファンドの目論見書等でご確認ください。また、当該手数料等の合計額についても、ファンドによって、またファンドを保有される期間等に応じて異なりますので、表示することができません。
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投資信託は投資経験がない方でもはじめられる金融商品です。
リスクはありますが、ご自身の資産の色分けや計画をたてて準備すれば決して危険な商品ではありません。