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〈ろうきん〉と考える相続

はじめに

亡くなった直後に行うこと

直後の手続きや届出は、ほとんどすべての方が共通して行わなければならないものです。期限が定められているものもあるので、まずは必要最低限の手続きを確認しましょう。

亡くなった直後に
行う手続き
  • 死亡診断書・死体検案書の受取り(すみやかに)
  • 死亡届・火葬許可申請書の提出(7日以内)
  • 世帯主変更の手続き(14日以内)
  • 健康保険証・介護保険証の返却、資格喪失届の提出(14日以内)
  • 年金受給者の場合、国民年金・厚生年金等の受給停止手続き(すみやかに)
  • 通夜・葬儀・納骨

落ち着いたら行うこと

特に急ぐ必要はありませんが、行わなければならない手続きがあります。期限が定められているものもあるので、ご自身のケースで該当するものを探して、順番に確認していきましょう。ここでは一例を紹介します。

期限の定めがない
手続きの例
  • 公共料金(電気・ガス・水道・NHK等)の支払方法変更・解約
  • 電話・インターネットなどの支払方法変更・解約
  • パスポートの届出
  • クレジットカードの解約

※運転免許証とマイナンバーカード(通知カード)は自動的に失効となりますが、返納することもできます。

期限に注意が必要な
手続きの例
  • 亡くなった方の所得税の準確定申告(4か月以内)
  • 亡くなった方の事業を引継ぐ申請(原則4か月以内)
  • 葬祭費・埋葬料の請求申請(時効2年)
  • 高額療養費の請求申請(時効2年)
  • 不動産の相続登記(2024年4月1日以降、相続により不動産を取得した方は、原則、その取得を知った日から3年以内に相続登記を行うことが義務化されました。)

お取引先の金融機関への届出も忘れずに行いましょう。

必要に応じて行うこと

共通して行わなければいけない手続きのほかにも、必要に応じて行う手続きがあります。

①年金等受給の手続き

  • ・遺族年金の受給手続(時効5年)
  • ・寡婦年金の受給手続(時効5年)
  • ・死亡一時金の受給手続(時効2年)
  • ・児童扶養手当の受給手続(該当する場合、すみやかに)

②相続関係の手続き

  • ・相続人の確認
  • ・相続財産の調査
  • ・相続方法の決定
  • ・遺産分割協議書の作成

詳しくは〈相続のお手続き〉でもご紹介しています。

③税金関係の手続き

  • ・青色申告承認申請(4か月以内)
  • ・相続税の申告(10か月以内)

エンディングノート

「もしものことがあったら、家族に伝えたいこと」を記録するのがエンディングノートです。セカンドライフの過ごし方や、終活について考えてみましょう。〈ろうきん〉では、入力可能なデジタル版のエンディングノートをご用意しています。お使いの端末にダウンロードしてご活用ください。

相続シミュレーション

相続シミュレーションでは、「家族構成」および「財産額」をご入力いただくことで、納付税額の試算や生前贈与を行った場合の税額の比較を行うことができます。
※2018年1月現在の法令にもとづいて試算しています。

ご利用にあたってご留意いただく事項

  • ・本シミュレーションは、ウエルスアドバイザー株式会社から提供されています。
  • ・本シミュレーションは、相続対策の参考としての情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。
  • ・本シミュレーションは、お客さまご自身にご入力いただいた数値をもとに試算を行うものであり、個別に具体的な納付税額の算定を行うものではありません。
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