〈ろうきん〉の経営 業態セーフティネット(ろうきん相互支援制度)
お客さまの預金を守るしくみに、預金保険制度(公的セーフティネット)があります。

預金保険制度のしくみはこちら
(預金保険機構のホームページにリンクします。)


この預金保険制度とは別に、〈ろうきん〉は、業態独自のセーフティネットとして、ろうきん相互支援制度を運営し、預金保険制度の利用に至ることのないよう、お客さまの大切な預金を守っています。

ろうきん相互支援制度は、①〈ろうきん〉の経営悪化を未然に防止し、その経営力強化を図るとともに、②資本増強等を必要とする〈ろうきん〉に対して労金連が支援を行うという2本の柱により構成されています。

〈ろうきん〉相互支援制度のしくみ

全国13〈ろうきん〉、労金協会および労金連の3者によるセーフティネットが、お客さまの大切な預金を守っています。

〈ろうきん〉セーフティネット 1番目の柱

〈ろうきん〉の経営悪化を未然に防止するために行う〈ろうきん〉の経営状況のモニタリング(経営モニタリング)および経営改善指導等の予防的措置

労金協会による定期的な経営状況のモニタリングと労金協会内の労働金庫監査機構による監査を実施します。経営上の問題が認められた場合には、労金協会が設置する「経営モニタリング会議」においてその問題の程度に応じた措置を労金連と協議し、労金協会が経営改善指導や監査を実施します。

〈ろうきん〉セーフティネット 2番目の柱

〈ろうきん〉の経営状態に応じて適用する金融支援措置

万が一、いずれかの〈ろうきん〉に経営上の問題が生じ金融面での支援が必要となった場合には、労金協会と労金連が共同運営する「ろうきん相互支援制度運営会議」において支援内容を協議し、労金連の金融機能を活用した緊急資金の貸付、資本注入、定期預金の受入れや資金援助を行うこと等で経営を支援します。
支援対象は、全国にあるすべての〈ろうきん〉です。(制度の適用を受けるためには一定の要件を満たす必要があります。)
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