
「誰一人取り残さない」社会をめざして
本プロジェクトは、〈ろうきん〉業態一体となって取り組むことにより、会員・顧客のみならず、すべての働く人に寄り添う
〈ろうきん〉の社会的役割の訴求力の向上、および金庫独自の社会貢献活動の活性化へつなげ、人々が喜びをもって共生できる社会の実現に寄与します。
また、「ろうきんSDGs行動指針」に基づく「誰一人取り残さない」社会の実現に向けて、SDGs17の目標のうち「目標1.貧困をなくそう」および「目標10.人や国の不平等をなくそう」をターゲットとし、全国の〈ろうきん〉と労働界、非営利協同セクター等とが連携することにより、「目標17.パートナーシップで目標を達成しよう」の実現も同時にめざしています。
期待する効果
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01
働く人からお預かりした「意思あるお金」を持続可能で包摂的な社会の実現のために使うという資金の社会的循環の流れを一層強め、働く人を取り巻く社会的課題の解決や共生社会の実現に寄与すること。
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02
業態一体となった働く人の生活課題に焦点を当てた本取組みが、業態のネットワークを通じた外部関係先への情報発信等により、非営利協同セクターとのパートナーシップを深めることや、新たなネットワーク構築につながること。
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03
業態一体となった本活動が金庫の会員労働組合の認知度向上、共感を呼び、また地方労福協等との連携強化につながり、社会的課題の認識と支援の輪が相乗的に広がっていくこと。
プロジェクトのしくみ
経済的な困難を抱える
働く人・子どもへの支援
本プロジェクトでは、全国の〈ろうきん〉が支援対象となる社会的課題の解決に取り組む団体を選定し、労金連へ推薦、労金連がその活動資金を〈ろうきん〉に支援します。
支援対象となる社会的課題とは、働く人が直面する子育てや介護、疾病治療等と働くことの両立に係る課題、および低所得・生活困窮状態の勤労者の生活・子育てに係る課題のことです。
具体的な課題解決の取組みとして、低所得・生活困窮世帯やひとり親世帯等の働く人に対する就労支援、生活支援、およびさまざまな困難な状況にある子どもに対する食糧支援、学習支援等を支援の対象としています。


