資産運用講座(DC加入者の方)
確定拠出年金は、運用益が非課税となったり、転職時には積立てた資産の全額を持ち運べたりと、加入者にとって大きなメリットがある制度ですが、一方で自己責任での資産運用が求められる制度です。
企業型DCにおいては、会社が掛金を拠出すれば、その加入者は掛金相当の運用商品を購入しなければならず、経験や知識に関わらず、待ったなしに資産運用をしなければなりません。DCの資産運用に関して、会社は加入者に対して継続的な投資教育を実施する責務がありますが、DCの運用商品ラインアップから、最終的にどの運用商品を選択するかは、自分の判断で決定しなければなりません。
ここでは、DC加入者が計画的な資産運用を行うための基礎知識を
- (1)リタイアメントプラン
- (2)投資の考え方
- (3)運用商品の特徴
- (4)運用状況の確認
の4つに分けて、わかりやすく説明します。
PART 1
「確定拠出年金とリタイアメントプラン」この講座を見る
- 1. リタイアメントプランを意識しよう
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- 老後は長いことを知ろう
- 老後の生活費はどれくらい必要か
- 公的年金はどれくらいもらえるのか
- 不足分は企業年金、退職金、自助努力で補う
- 2. 老後資金準備に役立つ確定拠出年金
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- 老後の資金準備は現役時代に完了させる
- 老後の積立目標はどれくらいかを考える
- 複利の効果を味方につける
- 老後資金準備の様々な手段を知ろう
PART 2
投資の基本的な考え方この講座を見る
- 1. 運用計画を考えよう
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- PDCAサイクルが大切です
- Planをしっかり考えておく
- 資産配分(アセットアロケーション)が重要
- コラム:資産配分の重要性
- 2. 資産配分をじっくり考えよう
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- リスクは資産配分でコントロールできる
- リスク資産の投資割合を意識する
- アセットアロケーションの簡便法
- 自分の資産配分を考えよう
- コラム:標準偏差でリスクの度合いを測る
- 3. リスクを考えた資産配分計画をたてよう
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- 老後の資金形成をよく考えて計画を
- リスクを考えた資産配分を
- 自分にあったリスクとは
- 自分なりのリスクとの距離感をつかもう
- 参考:年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のポートフォリオの例
PART 3
運用商品の選択この講座を見る
- 1. 運用商品の種類を知ろう
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- 元本確保型の商品とその他の商品がある
- 資産運用の対象は大きく4つに分類できる
- リターンとコストを知っておこう
- リスクとリターンの関係を確認しよう
- 2. 運用商品の選び方・組合せ方
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- 運用商品を比較検討してみよう
- 元本確保型商品の種類と選び方のポイント
- 投資信託商品の種類と選び方のポイント
- 投資信託は運用手法も確認しておこう
PART 4
運用状況の確認この講座を見る
- 1. 運用状況をチェックしてみよう
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- 定期的に運用状況を確認しよう
- 運用状況を把握するためのポイント
- 運用状況が「納得」できるか考えてみよう
- ベンチマーク(物差し)とも比較してみよう
- 2. 運用状況の見直しをするタイミング
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- こんなときは運用状況の見直しを考えよう
- 資産配分状況を確認し、見直しをはかろう
- 運用割合を見直す方法
- スイッチングを実行してみよう
- 資産運用講座(DC加入者の方)