労金連の役割

  1. 01

    〈ろうきん〉間の資金需給調整

    〈ろうきん〉との預金・貸出金取引を通じて〈ろうきん〉相互間の資金の需給調整を行っています。

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  2. 02

    〈ろうきん〉の余裕資金の集中による
    効率運用

    〈ろうきん〉の余裕資金の効率運用ニーズに応えるため、預金で受け入れた資金を金融市場で効率運用しています。

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  1. 03

    〈ろうきん〉の
    金融業務の補完

    内国為替の資金決済、国債や投資信託の窓口販売、公共料金等の預金口座振替、公的年金振込の中継や業務および事務の支援など、〈ろうきん〉の金融業務機能の補完を行っています。

    業務のご案内

  2. 04

    〈ろうきん〉業態の
    信用力の向上

    ろうきん相互支援制度(業態セーフティネット)などの運営を通じて、〈ろうきん〉業態の信用力の維持・向上に努めています。

    業態セーフティネット(ろうきん相互支援制度)

  3. 05

    総合事務センターの
    運営と事務集中による
    〈ろうきん〉の業務の
    効率化

    総合事務センターにおけるアール・ワンシステムの開発・運用など、事務の集中処理により業務の効率化を図っています。

〈ろうきん〉から労金連への
資金の流れ

〈ろうきん〉から労金連への資金の流れの図
間接構成員とは

〈ろうきん〉の会員である団体に所属されている一人ひとりのお客さまのことを「間接構成員」と呼んでいます。たとえば、労働組合が〈ろうきん〉の会員となっている場合、「労働組合」が〈ろうきん〉の「団体会員」、「労働組合の組合員」が〈ろうきん〉の「間接構成員」となります。間接構成員は会員資格を有しませんが、労働金庫法で〈ろうきん〉をご利用いただくことが可能とされています。

業態セーフティネット
(ろうきん相互支援制度)

お客さまの預金を守るしくみに、預金保険制度(公的セーフティネット)があります。

※預金保険機構のホームページにリンクします。

〈ろうきん〉は、会員や間接構成員の皆さまから預金としてお預かりした資金を主に住宅ローンなどの貸出資金として役立てています。貸出金以外の資金は、労金連への預金や有価証券などで運用していますが、貸出金以外のこれらの運用資金を余裕資金と呼んでいます。労金連では、〈ろうきん〉の余裕資金のうち58%を預金で受け入れ、その資金を有価証券や貸出金などで運用しています。また、労金連が受け入れている預金(譲渡性預金を含む)の80%は〈ろうきん〉からの預金です。

〈ろうきん〉相互支援制度の
しくみ

〈ろうきん〉相互支援制度のしくみの図

全国13〈ろうきん〉、労金協会および労金連の3者によるセーフティネットが、お客さまの大切な預金を守っています。

1番目の柱

〈ろうきん〉の経営悪化を未然に防止するために行う〈ろうきん〉の経営状況のモニタリング
(経営モニタリング)および経営改善指導等の予防的措置

労金協会による定期的な経営状況のモニタリングと労金協会内の労働金庫監査機構による監査を実施します。経営上の問題が認められた場合には、労金協会が設置する「経営モニタリング会議」においてその問題の程度に応じた措置を労金連と協議し、労金協会が経営改善指導や監査を実施します。

2番目の柱

〈ろうきん〉の経営状態に応じて適用する金融支援措置

万が一、いずれかの〈ろうきん〉に経営上の問題が生じ金融面での支援が必要となった場合には、労金協会と労金連が共同運営する「ろうきん相互支援制度運営会議」において支援内容を協議し、労金連の金融機能を活用した緊急資金の貸付、資本注入、定期預金の受入れや資金援助を行うこと等で経営を支援します。
支援対象は、全国にあるすべての〈ろうきん〉です。(制度の適用を受けるためには一定の要件を満たす必要があります。)