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金融機関は、自己責任原則のもとで業務の健全性および適切性を確保するため、適正な収益確保を図る一方で、自らの規模や特性に応じたリスク管理手法を用いて、常にリスクをモニターし、発生する損失を事前に特定された許容限度範囲内に収める等、リスクの正確な測定とコントロールを行うことが不可欠なものとなっています。
労金連では、戦略目標を踏まえたリスク管理方針を明確に定め、リスクを適切に管理しコントロールしていくことを経営の重要課題の一つとして認識し、管理対象リスク(所在・種類)、管理体制および測定・モニタリング・管理手法などのリスク管理に関する事項を定め、「経営の健全性の確保」および「適正収益の安定的計上」のバランスを取りつつ業務運営にあたっています。
労金連は、系統中央金融機関として、調達資金の大部分を安全性を重視した国債等の有価証券および短期金融市場で運用していますが、これらの運用については、期間収益安定を基本に据えて、クーポン収入を重要視した運用を行っています。また、ディーリング取引は行っておらず、デリバティブ取引については、自己ポジションのヘッジ等に限定しています。
一方で、金融商品の多様化や金融技術の高度化により、金融機関のバランスシートは従来に比べ大きく変化し、金利や為替など市場環境の変化の影響を受けやすくなっています。
労金連では、このようなリスクの増大に対して、個々の取引におけるリスク管理はもとより、バランスシート全体を統合的に捉えて資産・負債の構成を分析し、リスクを許容限度内に抑えた上で、安定収益の確保に努めています。
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