販売者の説明不足がトラブルの原因です。
 なお、商品知識の不足も見落せません。
CASE1
老後資金を日本の金利があまりに低いので、外国債はどうかと思い証券会社に出向いた。セールスマンが「自分は専門家だから信じて欲しい」と言うので、外国の投資信託を購入した。1年以上経ちセールスマンの説明と違い、為替変動で損になった。ウソの説明があったのだから、支払ったお金を返して欲しい。
(女性66歳 家事従事者 1999年9月)
CASE2
高額な利息に魅力を感じて外国債券に退職金3000万円をつぎ込んだが、4か月で530万円の元本割れになった。契約後にもらった説明書に先物投資をすることやリスクが書かれていたが、勧誘時にはリスクの説明がなかった。損金を取り戻す方法はないか。
(男性62歳 無職 1999年2月)
CASE3
3年前、支店長がケーキを持って自宅に訪れ、「絶対安全、償還期限まで待てば元本補償」との説明で、転換社債を勧められ、他の社債を無理に解約させ当商品を買わせた。信用リスクの説明はなかった。後で調べたらこの時期すでに当社債の会社の業績は著しく落ちていた。はめられたようだ。購入資金の2700万円は、18才から一人でこつこつためたマンション購入目的のものである。「株はやらない、預金よりすこし利率がよく元本割れしない商品を」とくり返し確認したうえで勧められたものである。
(女性35歳 無職 1998年11月)
出典「『金融商品に係る消費者トラブル問題』調査報告書」(国民生活センター)


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